関数と変数
紹介
Waveプログラミング言語の核心設計哲学は、低レベルの性能と高レベルの抽象化のバランスを維持しながら、効率的で柔軟なソフトウェア開発環境を提供することです。 このセクションでは、Waveプログラムを構成する最も基本的な要素である関数と変数を紹介します。
関数はプログラムの動作と論理を構成する核心の単位であり、変数はその過程で必要なデータを保存し管理する役割を果たします。 関数と変数を定義し使用する方法を正確に理解することで、Wave言語の構造と設計意図を深く活用することができます。
関数
Waveでの関数は独立して実行できる再利用可能なコードブロックです。 特定の動作や計算を一つの単位としてまとめて表現することができ、プログラム全体で必要なときにいつでも呼び出せます。
関数を使用すると繰り返しのコードを減らすことができ、プログラムを論理的に分離して可読性とメンテナンス性を高めることができます。 また、計算処理、入出力管理、ロジック分離といった様々な目的に活用されます。
Waveでの関数はfunキーワードで定義され、関数名とパラメーターリスト、そして中括弧{}で囲まれた関数本体で構成されます。
関数を定義する
Waveにおける最も基本的な関数定義の形は次の通りです。
fun main() {
// ここにコードを記述します
}
main関数はプログラムの実行開始点であり、Waveプログラムには必ず一つのmain関数が存 在しなければなりません。
プログラムはこの関数から実行を開始します。
関数は必要に応じてパラメーターを持つことができ、計算結果や値を呼び出したところへ返すこともできます。 戻り値がある場合は、関数宣言部で戻り型を明示します。
例: 簡単な関数
次の例は、二つの整数を受け取りその合計を返す簡単な関数です。
fun add(a :i32, b :i32) -> i32 {
return a + b;
}
fun main() {
var result = add(5, 7); // add関数呼び出し
println(result); // 出力: 12
}